今回は、免疫バランスについてです。
免疫細胞の種類はたくさんありますが、自己防御力診断ではリンパ球と単球の数と割合から免疫の状態を調べます。

免疫も五段階で評価しますが、左側の免疫細胞数(リンパ球数+単球数)のラインと下側の単球数をリンパ球数と単球数を足した数値で割ったラインがクロスするところで判断します。
左からのラインが青い枠の真ん中に入る、二番目の枠に入る、その外側に位置するという三つのどこかの場所にきます。
下側のラインも同じで真ん中の枠の中、その次の青枠、そして青枠の外のどこかに位置します。
その交差する点ですので、クロス点がどちらも真ん中の青枠で交わる場合は5点、どちらかが真ん中の枠にあり、もうひとつがその次の枠にある場合は4点、両方のクロスラインが二番目の枠のところに入る場合は3点、片方が青枠の中に入るが、もう一方が外側に出ている場合は2点、両方が外側に出ているところでクロスする場合は1点となります。
図の黒い枠で「がん」と書いているところでクロスする場合は、がん患者さんによくみられるパターンとなります。免疫細胞の数(リンパ球数+単球数)が多く、赤い枠のところに入れば炎症が抑えられているということになります。
この図の中には枠が書いてありませんが、左側にはみ出している人もいます。(単球数が少ない)その場合は心筋梗塞や脳梗塞のような血管の病気に注意が必要です。
上記のように人によって傾向があり、それを見ればがん体質なのか、血管の病気になりやすいのかということが分かるそうです。
私の場合は今回はリンパ球数47.6%、単球数5.5%(合計53.1%) リンパ球割合2700、単球数311(3011)で左側にはみ出していました。これは単球数が少ないために左の方の外れてしまっています。

単球数は交感神経の緊張ともかかわりがあり、通常は交感神経が緊張すると単球数は増加するのですが、この状態が長期間続くと、今度は疲弊して単球数が減ってしまうのだそうです。
そういうわけで、やはり自律神経から来ている問題と言えます。
これまでの11回の検査ではリンパ球と単球の合計はすべて2000台でした。今回はリンパ球数、単球数ともに前回やこれまでより増えていて3011という数字になっています。上記のことから考えると、これも前日の登山の影響で一時的に増加していると考えられます。
お天気が良かったので、前日登山に行ってしまいましたが、やはり検査の前日に山に登るのは正確な数値が測れないので控えるべきでした。
言い訳になってしまいますが、前日登山に行かなければ、免疫は2点だったかもしれません。

